ふじさわ江の島花火大会は、神奈川県藤沢市を代表する秋の一大イベントです。毎年多くの観光客が訪れ、江の島を背景に夜空を彩る約1800発の花火を楽しみます。
本記事では、混雑回避のコツやおすすめの観覧スポット、屋台情報まで、花火大会を120%楽しむためのポイントを詳しく解説します。
概要
ふじさわ江の島花火大会は、湘南エリアの秋の風物詩です。片瀬海岸西浜を中心に、江の島を背景にした花火が約30分間にわたって打ち上げられます。
特に直径約480メートルの2尺玉は、この花火大会の最大の見どころです。湘南エリアならではのロマンチックな景観と共に、観客を魅了するイベントです。
基本情報
開催日:2024年は10月19日(土)に開催されました。
時間:18:00~18:30
場所:片瀬海岸西浜
打ち上げ数:約1800発
入場料:無料(有料観覧席なし)
アクセス
電車
- 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」から徒歩5分
- 江ノ島電鉄「江ノ島駅」から徒歩10分
- 湘南モノレール「湘南江の島駅」から徒歩15分
バス
- JR藤沢駅から江の島行きバスで「江の島」バス停下車。
車
- 東名高速「厚木IC」から約50分。
ただし、当日は交通規制が多く、駐車場も満車が予想されるため公共交通機関の利用がおすすめです。
混雑状況(時間帯・場所別)
時間帯別の混雑状況
- 15:00~17:00:混雑が始まり、観覧スポットの場所取りが本格化します。
- 17:00~18:00:片瀬海岸西浜と周辺エリアが大混雑。
- 18:00~18:30(花火中):会場付近は満員状態。
- 18:30以降:帰りの駅やバス停が混雑するため、少し時間をずらすのがおすすめです。
場所別の混雑状況
- 片瀬海岸西浜(メイン会場):混雑度最大。
- 江の島弁天橋南側:比較的混雑が少ないが、人気急上昇中。
- 湘南海岸公園:ゆったり鑑賞できるが、距離がやや遠い。
交通規制
花火大会当日は以下のような交通規制が実施されます。
- 江の島大橋の車両通行止め(駐車場満車時)
- 片瀬海岸周辺の道路規制:特に午後5時~午後9時の時間帯で規制強化。
- 駐車場閉鎖:江ノ電駐車センターなど一部の駐車場は利用不可。
最新の情報は藤沢市の公式ホームページで事前確認を!
混雑回避法
ふじさわ江の島花火大会は毎年25万人以上が訪れる人気イベントです。そのため、混雑は避けられませんが、工夫次第で快適に花火を楽しむことが可能です。
以下に具体的な混雑回避法を詳しく解説します。
1. 早めの行動を心がける
混雑を回避する最大のポイントは、「早めの到着」です。
- 会場到着時間の目安
花火は18:00開始ですが、16:00頃までには到着し、場所を確保するのがおすすめです。人気スポットでは15:00頃から混み始めます。 - 帰りの混雑回避
花火終了直後(18:30~19:30)は駅や道路が非常に混雑します。終了後すぐに移動せず、少し時間を置いてから行動するのがベターです。江の島周辺で食事を楽しむなど、時間を潰す計画を立てておきましょう。
2. 穴場スポットを選ぶ
公式会場である片瀬海岸西浜は非常に混雑するため、穴場スポットを活用することで、混雑を大幅に避けられます。のちに記載されている「穴場スポット」の情報を参考にしてみてください。
3. 公共交通機関を活用
- 事前に切符やICカードを用意
帰りの切符をあらかじめ購入しておけば、長蛇の列に並ぶ必要がありません。 - 混雑する駅を避ける
- 花火終了後、最寄りの片瀬江ノ島駅は非常に混雑します。徒歩圏内にある湘南江の島駅(湘南モノレール)や江ノ島駅(江ノ電)を利用すると混雑を避けやすいです。
4. 車での移動を控える
花火大会当日は交通規制が敷かれ、周辺道路や駐車場が大混雑します。
- 駐車場の混雑回避方法
駐車場を利用する場合は、江の島エリアではなく、少し離れたエリア(辻堂や藤沢市内)の駐車場に停めて公共交通機関を利用する方法がおすすめです。 - シャトルバスの利用
花火大会当日、藤沢駅や辻堂駅から臨時バスが運行されることもあります。事前にチェックしましょう。
公共交通機関の状況
- 小田急線や江ノ島電鉄は、花火終了直後がピークで大混雑します。帰りの切符を事前に購入し、ピークを避けるのが賢明です。
- 湘南モノレールも混雑しますが、比較的利用者が少ないので狙い目。
駐車場情報
ふじさわ江の島花火大会の当日は周辺の駐車場が非常に混雑します。会場周辺の駐車場情報を詳しく解説し、少し離れたエリアで利用可能な駐車場もご紹介します。公共交通機関の利用が基本的におすすめですが、どうしても車で行く必要がある方は以下を参考にしてください。
江の島周辺の駐車場
1. 江の島なぎさ駐車場
- 収容台数:327台
- 営業時間:
- 7・8月:6:00~21:00
- その他の月:7:30~21:00
- 料金:1時間400円、最大料金2,000円/日
- 特徴:江の島観光の中心エリアに位置し、花火会場へのアクセスも抜群。ただし、当日は午前中に満車になることが多いため注意が必要。
2. 藤沢市観光協会 江の島駐車場
- 収容台数:74台
- 営業時間:24時間営業
- 料金:1時間400円(最大料金なし)
- 特徴:規模が小さいため早めに満車になる可能性大。片瀬海岸西浜まで徒歩圏内です。
3. 江の島かもめ駐車場
- 収容台数:314台
- 営業時間:24時間営業
- 料金:
- 7・8月:1時間400円(最大2,000円/日)
- その他の月:1時間350円(最大2,000円/日)
- 特徴:比較的大きな駐車場で、花火大会当日でも比較的空きを見つけやすい。ただし、午後から混雑が激しくなるので早めの到着が必須。
4. 湘南港臨港道路附属駐車場
- 収容台数:320台
- 営業時間:5:00~22:00
- 料金:1時間300円(最大1,500円/日)
- 特徴:他の駐車場より料金が安いのが魅力。江の島大橋を渡ったエリアにあり、片瀬海岸西浜まで徒歩圏内。
西浜周辺の駐車場
1. 江ノ電駐車センター
- 収容台数:202台
- 営業時間:
- 入庫:4:00~23:00
- 出庫:24時間可能
- 料金:
- 通常期:200円/30分
- 土日祝:250円/30分
- 7~8月:300円/30分
- 特徴:駅から近く利便性が高いが、料金が割高で早い時間に満車になる。
2. 鵠沼海浜公園駐車場
- 収容台数:139台
- 営業時間:
- 6~9月:4:00~22:00
- 10~5月:6:00~22:00
- 料金:30分300円(最大料金3,000円/日)
- 特徴:片瀬西浜エリアから徒歩圏内。比較的小規模なので早めの到着が必要。
有料観覧席
湘南の秋の風物詩「2024ふじさわ江の島花火大会」において、株式会社飯田産業が運営する江の島アイランドスパは、200席限定の有料観覧席を提供します。
この観覧席では、海上に浮かぶ美しい花火を間近で楽しむことができ、快適な鑑賞環境が整っています。特に、片瀬漁港から打ち上げられる1,800発の花火を贅沢に堪能できる特別な体験となります。
観覧席の詳細
- 開催日:2024年10月19日(土)
※雨天・荒天の場合は中止となります。 - 利用可能時間:17:00~19:00
- 花火の打ち上げ時間は18:00~18:30です。
- 価格:税込2,000円/1席
- 「パイプ椅子」での座席提供となります。
- 席数:限定200席
- 座席は先着順で、事前購入が必要です。
- 集合場所:江の島アイランドスパ本館正面玄関前の「ドラゴン広場」
- 受付を済ませてから指定の観覧席に案内されます。
アクセス情報
- 江の島アイランドスパ住所:神奈川県藤沢市江の島2丁目1-6
- 最寄り駅:
- 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」から徒歩約10分
- 江ノ島電鉄「江ノ島駅」から徒歩約15分
- 駐車場情報:江の島周辺には複数の駐車場がありますが、当日は混雑が予想されるため、公共交通機関を利用するのがおすすめです。
おすすめの観覧スポット
ふじさわ江の島花火大会は湘南の象徴である江の島を背景に、約1,800発の花火が打ち上げられる秋の一大イベントです。
混雑を避けながら快適に楽しむためのおすすめの観覧スポットと、比較的空いている穴場スポットを厳選してご紹介します。
おすすめの観覧スポット
1. 片瀬海岸西浜(メイン会場)
- アクセス:小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」より徒歩5分
- 特徴:
- 打ち上げ会場の目の前で、迫力満点の花火を観覧できます。
- 江の島と花火の共演が見られる唯一無二の絶景スポット。
- 注意点:
- 非常に混雑するため、14時~15時には到着して場所取りが必要です。
2. 江の島シーキャンドル展望台
- アクセス:小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」より徒歩20分
- 特徴:
- 江の島のシンボルである展望台から、花火をパノラマビューで観覧できます。
- 花火の全景と湘南の夜景が楽しめる贅沢なロケーション。
- 注意点:
- 有料(大人500円、小学生250円)で混雑が予想されるため、早めの到着がおすすめ。
3. 湘南海岸公園(芝生広場)
- アクセス:江ノ電「鵠沼海岸駅」より徒歩10分
- 特徴:
- 家族連れに人気の広大な芝生エリアで、ピクニック気分で花火が楽しめます。
- 打ち上げ会場からやや距離がありますが、混雑は比較的少なめ。
- 注意点:
- 遠景になるため、花火の迫力より雰囲気を楽しみたい方におすすめ。
4. 新江ノ島水族館前
- アクセス:小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」より徒歩5分
- 特徴:
- 打ち上げ会場が近く、比較的広いスペースで花火を観覧可能。
- 花火前に水族館を楽しむプランもおすすめです。
- 注意点:
- 当日、大混雑が予想されるため、早めに到着してください。
穴場スポット
1. 江の島北緑地広場
- アクセス:小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」より徒歩15分
- 特徴:
- 江の島の北側に位置する緑地で、比較的空いているスポット。
- 花火の眺めは十分良好で、海岸付近の混雑を避けられます。
- 注意点:
- 夜は少し暗いので、懐中電灯を持参すると安心です。
2. 西浦漁港
- アクセス:江ノ電「江ノ島駅」より徒歩15分
- 特徴:
- 地元の人に人気の静かなスポット。
- 障害物が少なく、海面に映る花火が美しい。
- 注意点:
- 座れるスペースが限られるため、早めに到着することをおすすめします。
3. 湘南モールフィル屋上
- アクセス:JR「辻堂駅」より徒歩15分
- 特徴:
- 屋上が開放される予定で、遠くから花火を観覧できます。
- トイレや飲食店も近く、家族連れに便利。
- 注意点:
- 打ち上げ場所からやや距離があるため、迫力より雰囲気重視の方向け。
4. 稲村ヶ崎公園
- アクセス:江ノ電「稲村ヶ崎駅」より徒歩4分
- 特徴:
- 鎌倉市内の静かなスポットで、湘南の海岸線と花火の美しいコラボが楽しめます。
- 混雑が少なく、のんびりと過ごせます。
- 注意点:
- 打ち上げ会場からやや距離があるため、花火の迫力は控えめ。
トイレ情報
ふじさわ江の島花火大会は多くの観客が訪れるため、トイレの場所を事前に把握しておくことが重要です。
特に混雑時はトイレの行列が長くなるため、近くのトイレを早めに確認し、スムーズに利用するための対策が必要です。
片瀬海岸西浜エリア(メイン会場付近)
場所:片瀬海岸西浜沿いの公園や道路沿い
- 設置数:仮設トイレが複数設置されます。
- 特徴:
- 花火会場の中心エリアにありアクセスしやすい。
- 男女別の仮設トイレが設置されますが、混雑時は待ち時間が長くなる可能性大。
- おすすめ利用時間:花火が始まる前の午後4時~5時頃に済ませておくと安心です。
新江ノ島水族館付近
場所:新江ノ島水族館敷地内の公衆トイレ
- 設置数:男女別トイレあり。
- 特徴:
- 花火観覧エリアから近いため便利。
- 水族館利用者だけでなく、観覧者も使用可能。
- 比較的清潔で使いやすい。
- 注意点:夕方以降は混雑が予想されるので、早めの利用がおすすめ。
江の島島内エリア
江の島大橋付近
場所:江の島大橋のたもとにある公衆トイレ
- 特徴:
- 江の島に向かう途中で利用可能。
- 比較的空いている場合が多い。
江の島アイランドスパ
場所:アイランドスパ施設内(観覧席利用者用)
- 特徴:
- 有料観覧席を利用する場合、専用トイレが使えるため便利で快適です。
- 清潔で混雑しにくい。
江の島サムエル・コッキング苑
場所:江の島サムエル・コッキング苑内のトイレ
- 特徴:
- 散策中や観覧スポット移動時に利用可能。
- 江の島観光ついでに利用するのに最適。
湘南海岸公園エリア
場所:湘南海岸公園内の公衆トイレ
- 設置数:複数あり(男女別トイレ)。
- 特徴:
- 公園内に広く点在しているため、比較的利用しやすい。
- 子ども連れやファミリーにおすすめ。
- 注意点:会場からやや離れているため、タイミングを見て利用しましょう。
屋台情報
会場周辺には屋台が並び、湘南エリアならではのグルメが楽しめます。
営業時間
- 屋台開始時間:15:00~20:00(予定)
- ピーク時間:17:00~18:30(花火打ち上げ前後)
出店エリア
- 片瀬海岸西浜エリア(メイン会場周辺)
- メイン通りや海岸沿いに多数の屋台が並ぶ。
- 江の島大橋付近
- 江の島入口周辺に出店エリアが集中。
- 江の島弁天橋付近
- 観光客向けの屋台が点在。
- 新江ノ島水族館前
- 駅から会場へ向かう途中に飲食ブースあり。
主な屋台メニュー
- 湘南名物:しらす丼、しらすコロッケ
- 定番メニュー:たこ焼き、焼きそば、から揚げ、かき氷
- スイーツ系:タピオカドリンク、チョコバナナ、クレープ
- 地元グルメ:江の島たこせんべい、地魚の串焼き
持ち物リスト
花火鑑賞を快適に楽しむために持っていると便利なアイテムをいくつか紹介します。
- レジャーシート(人数分)
- 防寒具(夜は冷えます)
- 飲み物・軽食
- モバイルバッテリー
- ゴミ袋(ゴミ持ち帰り用)
- 懐中電灯
まとめ
ふじさわ江の島花火大会は、湘南エリアならではの絶景と迫力満点の花火が楽しめる秋の一大イベントです。
混雑回避のために公共交通機関の利用や早めの行動を心がけましょう。この記事を参考に、最高の思い出を作ってください!
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